宮2を夢見て~シンとチェギョンの物語~
韓国ドラマ「宮」に魅せられて未だ「宮2」をあきらめられず、あれこれ妄想しています。
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進め! 38
「何でチェギョンはそういうややこしい事を拾ってくるんだろうね。」

執務室で忙しそうに書類をめくるシンを眺めながら、ユルが言った。

「それはたぶん・・・いや、確実に 僕達よりちゃんと世間を見ているからだ。」

「公務の時も鼻を利かせて?」

「ああ。」

「でも、その女性記者っていうのは大丈夫なの?
本当に信頼できる人物なのだろうか?」

ユルは心配そうに眉をひそめる。

「大丈夫だろう。
ジノの弟子みたいな存在らしいから、滅多な事は無いと思うが。」

シンは全然心配していないようだ。

「ジノは信頼が厚いんだね。
でもね、用心した方がいい。
今でも宮の第二皇子を皇帝にしたくて、君達を油断させているかも?」

「はん! バカバカしい。」

「チェギョンのお人よしが移ったかな?
皇帝なんだから、もっと慎重にならないと。
それにチェギョンはそんな事に首を突っ込んでいる場合じゃないと思うけどね。
まだ本調子じゃないんだから。」

「だからだ。
同じマスメディアに関わる人達に接することで、彼らと信頼関係が築けたら
むしろ快方に向かっていくのではないかと思うんだ。
皆チェギョンが憎くて記事を書いているわけじゃない。
興味があるから、話題にしたいから書く。
その辺りをチェギョンが割り切っていけたら、ずいぶん楽になると思う。」

「ふうん、なるほどね。
シンはそうやって気持ちを切り替えてきたってわけか。
長年苦労してきたからこその意見だ。
だけど、その女性記者が気になるな~。」

「何だよ、美人がどうかってか?」

「それもあるけどね。」

「どうした、どうした。
彼女と上手くいっていないのか?」

「いや、すこぶる順調ですよ。
仕事を覚えるのが大変で、時々約束をすっぽかされるけど。」

「ははは・・・
道理で機嫌が悪いと思った。
慣れない環境でいっぱいいっぱいなのだろう。
ユルはちゃんと理解してやれるはずだ。
18歳のチェギョンを優しく包み込んであげてた。」

「昔の事を蒸し返すなよ~。」

「いや、反省しているんだ。
ずっと宮で育って、一般人よりも身に付けた事は多かったかもしれないが
肝心の心が成長していなかった。
今だってそうだ。
目に見える重要な案件に関わって、忙しく仕事をしているけれど
実はもっと大変な事が他にあるような気がしてならない。
チェギョンが気になるのは、たった一人の脱北者かもしれないが
韓国中を見渡せば、そういう人達がたくさん居る。
今回の件で、世間がもっと現実に向き合ってくれたら
少しは前に進めるのではないのかな・・・
もちろん、韓国は大学新卒者が就職するのも困難な現状だ。
難しい問題をはらんでいる事は重々承知の上なのだが。」

「そうだね、確かに。
宮が関わってはいけない問題だけど、
遠くから池にポチャンと一石を投じるくらいはできるかもしれない。」

「もうしばらく、黙って見守ってやろう。
ジノが付いているんだ。
チェギョンの暴走はないだろう。」

「うん。」



執務室のドアをパタンと締めて、ユルは自分の殿閣へと向かう。
廊下でふとふり向くと、チェギョンが慌しく出かけて行くのが見えた。
若草色のワンピースがヒラヒラと揺れる。
チェ尚宮から渡された白いバッグにも同色のリボンモチーフ。
つばの広い白い帽子に、足元にも真っ白なパンプス。
初夏の装い、チェギョンらしいチョイスだ。

公務と子育ての両立は、はたから見ていても大変そうだ。
今日もギリギリまでハナの傍に居て、この状況になっているのだろう。

    こんな状態なのに、チェギョンはいつの間に
    その女性記者と親しくなったのだろう?

ユルはさっきからジノと女性記者が気になっていた。
ジノは皇帝夫妻から厚い信頼を受けている。
シンとチェギョンを排除して、ユルを皇帝に据えようとした男。
ファヨンからトカゲのしっぽのように切り捨てられ
殿閣焼失事件で、やっと己の間違いに気付いた男。
それからは陰になり日向になり、宮を援護しつづけている。

    僕が言うのも変だけど、シンもチェギョンも
    ジノを信頼しすぎていないか?

年老いたソ元尚宮が愛読していた、ジノがボツにした記事達。
そこには宮愛が溢れていた。
特にチェギョンを守ろうとする彼の思いがしっかりと確信できた。
だけど、ファヨンと組んでシンをつぶそうとした彼は凄味があった。
それを目の当たりにしていたユルは、
シンやチェギョンのように心からの信頼はおけずにいる。

     そんな事を言ったら、僕も同じなんだけどな。
     
あっという間にチェギョンの姿は見えなくなっていた。

     行ってらっしゃい。
     今日もみんなにたくさんの笑顔と愛を・・・

ユルはくるりと前を向き、自分のすべきことをするために歩き出した。







コメント
おはようございます
更新ありがとうございます。
待ちに待った月曜日!
しかも今朝は二人の見目麗しい2皇子登場で( ✧Д✧) キラーン

ユル君は、シン君とは違う懸念を抱きましたね。
当時のジノの悪行を見ていたのだから、当然かも…

二人とも、もう一人がジミンだと知ったら驚くでしょうね。
しかもチェギョンをトイレで待ち伏せて再会したり
二人が電話番号の交換までしてると知ったら("^ω^)・・・


今朝、ぶんちゃん地域は予報になかった大雨で…
月曜日の朝からちょっと憂鬱な気分になりそうだったけど
>今日もみんなにたくさんの笑顔と愛を・・・<確かにいただきました!
Lunaさん、(人''▽`)ありがとう☆

予告:
来週はちょっと遅刻すると思います(笑)
でも必ず伺うからね~
(^.^)/~~~







[2017/06/26 07:24] URL | ぶんちゃん #- [ 編集 ]

Re: おはようございます
ぶんちゃん、おはようございます。
今朝もありがとうね~♪

皇子ツーショットが時々無性に見たくなる病・・・
これも宮病の一症状ですね。

ジミン、困ったわ。
いつ、どのように・・・が今一番の悩みです。
しかもユル君が警戒しているとなると
我らがチェギョン姫、用心してかからねば!
皇子2人を敵に回した気分ですぅ。

名古屋は予報が外れ、快晴です。
昨日は結構降ったので、お日様が有り難い。

ところで、ぶんちゃんはお出かけなのかしら?
お出かけ大好きオットー様で羨ましいです。
うちのオットーはゴルフ大好きオットーで
一人で遊びに行っちゃうんだもの、つまんない。
ま、おかげでゆっくりお話が書けますが♥

いつでもいいですから、お気軽にお立ち寄り下さい。
私ものんびり書いておりますゆえ(^_-)-☆
[2017/06/26 08:11] URL | Luna #- [ 編集 ]

拍手鍵コメのRさんへ。
Rさん、こんにちは。
今日もありがとうございます♪

そう、それなんですよね~。
今一番、頭の痛い事でして。
皇子2人を欺く悪いおばちゃんです。

ああしよう、こうしようと思いながら
結局は一番最初に落ち着く事が多いのですが
今回はまだ白紙の状態・・・オチを決めてから書くべきですね。

気圧の変化について行けず、先程会社でクラッとしてしまいました。
Rさんも気を付けてね♪
[2017/06/26 14:14] URL | Luna #- [ 編集 ]

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[2017/06/26 14:46] | # [ 編集 ]

Re: あんにょん♪
per~さん、こんばんは。

バリウムは辛いですね。
終わった後、お昼ごはん食べたくないもん。
お疲れさまでした。

先が気になる場面ですが、美しい皇子達に会いたくて♪
ユル君はたぶんこういう風に思うのではないかな。
容赦ないジノを目の前で見ていた本人。
シンとチェギョンへの心配もわかります。

皆さんの心配と同じく、私もジミンの事が心配です。
まさか、こんな展開になるとは・・・私がしたんですけどね。(笑)
恐ろしい事にならないように、何とか致します。

今日は一日気分が悪かったですね。
明日はすっきりしますように・・・

今日もありがとうございました♪
[2017/06/26 21:34] URL | Luna #- [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/07/06 18:59] | # [ 編集 ]

Re: こんばんは!
kさん、こちらにもありがとうございます。

ユルの立ち位置はこうであって欲しいという願望のもと
一貫して書いてきました。
以前はたくさんあった「宮の二次小説」の中に
様々なユル君がいました。
ブラックユル君はかなりつらかったけど
どのユルが正解かって事は言えない気がしています。

私はシンチェ共にユル君もすごく愛していて可愛いの。
このままの立ち位置で最後まで書いていこうと思っています。

梅雨の季節は苦手で・・・
体調はよくないです、夏風邪をひいてしまったかも。
Kさんもお気をつけ下さいね♪
[2017/07/06 21:51] URL | Luna #- [ 編集 ]


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