宮2を夢見て~シンとチェギョンの物語~
韓国ドラマ「宮」に魅せられて未だ「宮2」をあきらめられず、あれこれ妄想しています。
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進め! 28
     ぷくくく・・・

     おほほほ・・・

電話の向こうで、上品な笑い声が途絶えることは無い。

「そんなに笑われるような事をした覚えはないですけどっ!」

「粉だらけのお顔。
皇后様の威厳も何もありませんわね。」

チェギョンの剣幕にも動じない彼女は、ひとしきり笑った。



案の定、マスコミはこの一件に飛び付き
連日おもしろおかしく騒ぎ立てた。
だが、それは愛ある報道と捉えていいのではないだろうか。
久しぶりに戻ってきた、韓国のお姫様らしいご愛嬌。

しかも、報道のせいで施設が作る石鹸やパンが
飛ぶように売れていると言うのだから。
これにあやかろうと次々とオファーが来て、チェギョンは売れっ子だ。


「あなた様はこうでなくては。
久しぶりに楽しゅうございました。」

ジミンが言うと何でもイヤミっぽい。
チェギョンはその言葉を素直に受け取れなくて、頬を膨らませる。

「心からそう思っている?
そうじゃないでしょ、どうせ。」

「あらあら、どうなさいました?
いつもの強気はいずこへ?
ダメ出しはちゃんとしますわ。
今回は私の出番もなく、少し物足りないですけど。」

「ホントにそう思ってる?」

「ええ、ええ。
この調子でこれからも楽しませて下さいませ。」

「やっぱり怪しい・・・」

「変な方ですわね。
心から褒めて差し上げていますのに。」

「あなたって言葉使いは丁寧だけど
言ってる内容はずいぶん上からな気がする。」

「それは皇后さまの勘違いですわ。
私はあなた様を心から尊敬しております。
王族会の娘たちでは、とてもではないけど
こんなに楽しい皇后様になれなかったと。」

「・・・ジミン。
電話じゃなかったら取っ組み合いね。」

「そうですわね。
まだ勝負はついておりませんから。」

「今度武道場で一戦を交えますか?」

「私が宮に出入りできるとお思いで?」

「ダメ?かしら・・・
もう済んだ事なのに。」

「私とこうして話しているだけで大変な騒ぎになります。」

「そんなものかしらねぇ。」

「そんなものです。」

電話の向こうでジミンはしばらく黙った。
2人が会って話す事は絶対にできないのだとわかってはいる。
この前のように、表情がくるくる変わる皇后様を見てしまうと
実際に会って話してみたい衝動にかられてしまう。




「ところで、ジミン。 お願いがあるの。」

ジミンの思いも知らず、チェギョンは明るい声で言った。

チェギョンが切り出した一件にジミンは妙な胸騒ぎを覚える。
韓国の皇后様が気にするような案件とはとても思えず
何かまた妙な事に首を突っ込みそうな嫌な予感・・・



定期的に訪問している視聴覚障害者施設の事で
皇后様はそこにいる一人の職員を調べて欲しいと言う。
公務を減らした関係で、半年に一回のペースで訪れていた施設に
今年は一回しか行けそうにない。
そこでいつも洗濯ばかりしている女性職員がいる。
彼女が何年経っても、洗濯しかさせてもらえないのはなぜなのか・・・
それを調べてほしいと言うのだ。

「そんな事、聞くまでもございませんわ。
なぜなら、彼女はきっとアルバイトで 
正職員のような仕事はできないのです。
そんな事はいくらでもある事例です。」

ジミンは笑って答えた。

「それならそれでいい。
彼女が望んだ仕事ならいい。
でも、彼女はいつも子供達を見て微笑んでいる。
とても母性の強い人だと思うの。
子供と接する仕事をしたがっているように思えてならないの。」

食い下がるチェギョンに根負けした形で、ジミンは言った。

「皇后さまがそこまで気になられるのなら、仕方がありません。
お調べしましょう。」



全く何がそんなに気になると言うのか・・・
たかが一職員のために、忙しい時間を割いて、この私が。
ジミンは少し腹立たしくもあった。
それはチェギョンを心底心配しているからだと気が付いている自分にも。

天真爛漫、能天気、無邪気・・・
これらの言葉は時として、人をムカつかせる事もある。
大っきらいだった。
真ん丸の目でじっと見つめる無邪気な表情。
そしてその横で妻が可愛くてたまらないという顔をする男も。

    皇太弟夫婦なんて、大っきらいだったのに~!
    なんで、使いっぱしりになってるの?私。


じゃら・・・

高価なブレスレッドをチラ見せしながら、ジミンはタクシーを止めた。




         皆さま、こんにちは。
        やってしもうた~!! 下書きのままでした。
        朝早く来て下さった方、ごめんなさいね。
        8:25アップしまーす。
        いつもありがとーーー♪

                        Luna





コメント
やらかしましたか~?
おはようございます。
ええ!ええ!伺いましたとも!7:00キッカリに!
でも体調不良でお休みじゃなくて良かったです。

あの写真、好意的に受け止められたようで良かったー!
ジミンの言葉は、上からかもしれないけど、
お世辞や形式的ではない、正直な気持ちが詰まってますよね。
ある意味、ジミンでしか言えない(知りえない)チェギョンの裏の顔も~
だから、パシリさえ案外嬉しいジミンかな。

あの施設の職員さん、私も気になっていました。
Lunaさんが意味ありげに書いてたって事は、絶対ナニかあるって事。
今後、重要なカギを握る方になるのかなぁ?

先週桜の開花宣言があった関東ですが、昨日からは冷たい雨が降り続いてます。
今朝は雪も舞いましたよ。
でも今週末はもう4月。
次回のお話しは、朝ん歩でお花見🌸した後に読めそうです。



[2017/03/27 09:23] URL | ぶんちゃん #- [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2017/03/27 14:04] | # [ 編集 ]

Re: やらかしましたか~?
ぶんちゃん、こんにちは。

えへへへ・・・やっちまいましたよ~。
昨夜「よし!」と気合いを入れたのに、今朝はシーン。
ありゃりゃ・・・またかよっ!
自分で突っ込みました。

再び来ていただき、ありがとうございます。
これからも確認をよろしくお願いしますです。(笑)

あまりにのんびり更新で、伏線を忘れている私め。
どーしても触れたかった事がやっと出てきました。
このタイミングじゃないと書けなかったので
思い出してよかったわ。


私的な事ですが、83歳の母がインフルエンザになり大騒ぎでした。
会社から帰ったら母が倒れているのを見つけて仰天!
まず脳溢血を疑いましたが、話ができたし両手を動かせたので
熱を測ったら39度5分。
一番に連絡が取れた妹と病院へ担ぎこんだら
春近いこの時期に、まさかにインフルでした。

まだ、油断は禁物ですね。
恐るべしインフルです。
ぶんちゃんもお気をつけ下され。
[2017/03/27 14:12] URL | Luna #- [ 編集 ]

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[2017/03/27 14:13] | # [ 編集 ]

Re: あんにょん♪
per~さん、こんばんは。

なんだかんだ言っても、ジミンはチェギョンが好き!
そして、私はジミンがかわいいの~。
出来の悪い子ほどかわいいっていうか・・・
描いたオリキャラで一番問題児なので
その後をちゃんと書かなきゃって思っていました。

昨日今日と寒かったですね。
桜咲く頃、急に寒くなる事もあるから
まだまだ油断はできませぬ。

ノロノロ更新なのに、いつもありがとうございます♪
何をするにも動作が遅くなりました・・・
アジャ!ファイティン!がんばりまーす!!
[2017/03/27 21:31] URL | Luna #- [ 編集 ]

Re: 上から目線のパシリ(笑)
Kさん、こんばんは。

オリキャラの中でも、一番問題児のジミンに
なぜか惹かれる私。
こういうキャラの方が書きやすいっていうのもあります。

確かに友達とは違うし、こういう関係も面白いですよね。
互いを認め合っているからこそのやり取りだと思います。
パシリを従えてたジミンが、チェギョンのパシリに。
だからお話は楽しいのです♪

いつもやさしいお言葉をありがとうございます。
パソコンに向える時間が少ないので、ついにiphoneにしました。
これでどこでもサクサク書けると思いきや
指の太さのせいか、誤植ばかり・・・
結局、今宵もパソコンを打っている次第です。

ノロノロでも続けていきたいと思っています。
大好きなお部屋がなくなっていく中、
どこまで頑張れるかわかりませんが・・・
体調に気をつけながら、もうちょっと先を歩いてみたいです♪
[2017/03/27 21:42] URL | Luna #- [ 編集 ]


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