宮2を夢見て~シンとチェギョンの物語~
韓国ドラマ「宮」に魅せられて未だ「宮2」をあきらめられず、あれこれ妄想しています。
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進め! 3
事実は、時に婉曲されて伝わる事もある。
それがマスメディアの手によるものならば
情報操作や意図的な悪意さえ疑いたくなる。

しかし、今回の報道はお国柄の違いと言えるものではないだろうか。

韓国の皇帝夫妻が、イギリスを訪問中のニュースは
華々しく世界中を駆け巡った。
イギリスでは、今は亡きダイアナ元妃に思いを馳せ
チェギョンにその面影を追いかけて報道したと言える。
日本でも、前回の来日が印象的だっただけに
チェギョンを中心とした特集を組んだ報道が多かった。

王室・皇室のある国は、このニュースを好意的に捉えられる地盤がある。
女王陛下や天皇陛下が自分の国に居て
災害時などに弱き者達に寄りそって力を与えてくれる。
そんな存在が身近にある国民達は、
イギリスでチェギョンが頑張っている姿を微笑しく受け入れた。

一方で、王室・皇室に理解を示さない媒体によって
「ダイアナ元妃のモノマネ」とか「平民の妃」
などという文字が躍った報道があったのも事実だった。

懸命に公務を続けるシンとチェギョンは、
まだこの事実を知らずにいた。
シンはスマートに卆なく公務をこなし
チェギョンは汗まみれでなりふり構わず頑張る。
これが今できる精一杯だからだ。



全ての日程が終わった。

皇室専用機が空港に待機しているのが見える。
見慣れた青い機体が目に入って
チェギョンは思わず、よろけてしまった。

「大丈夫か?」

シンの支えで何とか脚を踏ん張る。

「大丈夫だよ。
今まで気が張ってたからかな?
こんなに疲れているって気がつかなかった。」

「ああ、よく頑張った。
えらいぞ、チェギョン♥」

シンはチェギョンの頭をなでなでする。

「あー、こほん。
陛下、まだメディアのカメラがそこら中にございます。
お気をつけ下さい。」

キム内官の声に、周りを見回すと
帰国の途に就く2人を追いかけて、鈴なりの人だかり。

「もう一仕事、頑張れ!!
スマイル、スマイル。」

「私はいつも営業スマイルなんかじゃないわ。
心から笑っているのよ。」

「そうか。
ウリチェギョン、最高だ!」

シンは急にチェギョンを抱き寄せた。

「ワォー!!」
「ヒュー!!」
「エキサイティング!」

チェギョンは驚いて、シンを離そうとする。
シンはますます力を込めてくるから、微動だにできない。

「私達は俳優じゃないってば!」

シンは尚もチェギョンに頬を近づけて、シャッターチャンスを提供する。

「俳優じゃないけど、最後に疲れた表情を見せるわけにはいかない。」

チェギョンは、シンの顔を見上げる。
そこには、全世界を制覇しそうなキラースマイルがあった。

     ああ、またライバルが増えちゃう・・・
     ホントにこの男は、人の気も知らないで!

気を取り直して、チェギョンも元気いっぱいの笑顔で応える。
帰国寸前の思わぬサービスに、空港は騒然となった。


爽やかな風を残して、韓国の皇子様とお姫様は空へ舞い上がって行った。




機内はすぐに薄暗く電気を落とし、
2人が少しでも休めるように、内官・尚宮も静かに待機する。

疲れ果てたチェギョンは、すぐにスースーと眠りについた。
よほど疲れたのだろう。
首を傾けて、本格的に爆睡へと向かっているようだ。
半開きになった口が可愛い。
シンは思わずその頬に口づけた。
アヒル口も好きだが、こういう無防備な口元にも弱い。
左目を覆っている髪を優しくとかし、シンは頭をなでた。

こういう光景に慣れているキム内官、チョン尚宮とバン尚宮は
平然として見守っている。
皇太弟時代のシンをよく知らないユ尚宮は驚いて
あらぬ方向に視線を泳がせながら赤面した。
それを見ていたクォン内官は、ユ尚宮の清純さに感動の面持ち。
そんな状況は全く意に介さず、シンは尚もチェギョンの寝顔を見続けている。

     頑張ったな、チェギョン。
     韓国の誇りだよ、僕の姫。
     サランヘ~♥

デレデレでチェギョンを見ていたシンもやっと周りの状況に気が付く。

「僕達に構わず、あなた達も休んで下さい。
用があれば呼びますから。」

皆はお辞儀をして静かに後ろへ行き、そのまま控える。

     寝ろと言っても聞かないだろうな。
     頑固者集団だから。

シンはクスリと笑うと、読書灯を付けた。






コメント
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[2016/10/03 08:33] | # [ 編集 ]


Lunaさん~
おはようございます☆

更新ありがとうございます(^-^)v


それぞれのスタイルを貫いて真摯に取り組んだ海外公務も帰途につきましたか…
本当にお疲れ様でしたね☆
力を抜くことなく過ごし充実感を抱いて眠りにつくチェギョンでしょうか…
その寝顔を眺めるシン君の視線も甘く優しいのが伝わります!!

でも何事にも好意と悪意がありますね…

帰国して活字を目にする二人が何を思うのか…

負けない二人だと確信してますが(^-^)v

続きが楽しみです♪
[2016/10/03 09:10] URL | くこまりぶー #- [ 編集 ]

Re: あんにょん♪
per~さん、こんにちは。
今日もありがとうございます。

私って、台風の時ばかり更新してません?
晴れ女なんですけどね~。

そうです、有名人は何をしても言われる・・・
ダイアナ元妃の時もそうでした。
あんなに綺麗で可愛くて、優しい人なのに
何でそんなにイジメルのよっ!って思いましたもん。
キャサリン妃も言われてるのね・・・
本当に書いた人の顔が見てみたいわ。

シンくんがわかってくれてるならいいよね。
ウリチェギョン、ファイティン!!
[2016/10/03 14:02] URL | Luna #- [ 編集 ]

Re: タイトルなし
くこまりぶーさん、こんにちは。

メディアはこういうものなのでしょうけど
時々すごく腹が立つ事があって。
今回はチェギョンを通して考えてみようと思ったのです。
悪意がある記事は、皆もわかっているけれど
そうでない記事も時には人を深く傷つける事がありますものね。

甘甘の2人だけではない、現実というものも書いてみたいんです。
ちょっと厳しい展開になっていくかも~。
シンくんの甘さで緩和してもらわないとね♥

今日もありがとうございました。
また、台風だぁ~!
気をつけましょうね♪
[2016/10/03 14:08] URL | Luna #- [ 編集 ]

鍵コメのRさんへ。
こんばんは。
そして、お帰りなさい♪

無事行って来られましたのね。
よかった!!
私も先週、嵐山にある天龍寺に行ってきました。
有名なお庭と、法堂の「雲龍図」が見たかったの。
思ってたよりも、ひっそりとそこに居て 尚よかったです。
やっぱり日本人は少なかったですよ~。(笑)
来年は是非韓国へ挑戦して下さい。
私のは「なんちゃって韓国語」ですが、結構通じましたよ。
ケンチャナ、ケンチャナ!

お疲れなのに来て下さってありがとうございます。
しばらくは定期的にアップできそうな気配。
2人が新たな試練に立ち向かいますので、
応援をよろしくお願いします♪
[2016/10/05 00:25] URL | Luna #- [ 編集 ]


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