宮2を夢見て~シンとチェギョンの物語~
韓国ドラマ「宮」に魅せられて未だ「宮2」をあきらめられず、あれこれ妄想しています。
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残月 23
吹螺軍がにぎやかな伝統音楽を奏でながら、行進してくる。
その後を、守門将(スムンジャン)参下(チャマ)・守門軍・
承政院注書(スンジョンウォン チュソ) ・掖庭署司鑰(エッチョンソ サヤッ)に
扮したイギサ達がきれいな列を作って現れた。

宮中行事でも最近は滅多に見られない光景に
ヘミョンは感嘆の声を上げる。

「・・・シン。
私、やっぱりこの音を聞くと心が躍るわ。」

ヘミョンは後ろに控えるシンに向かって言った。

「ええ。
産まれ変わっても、またここで会いましょう。
・・・ヌナ。」

ヘミョンはこの上ない笑顔を見せた。

「発案者は、あそこではしゃいでいる2人ね。
暑いからイギサ達は大変でしょうに。」

シンが振り向くと、お祖母様とチェギョンが拍手をしながら
イギサ達に声をかけていた。

    コマオヨ~。
    チェギョン、お祖母様を頼んだわよ。

ヘミョンの思いが通じたのか、チェギョンがこちらを向いてニコッと笑った。


イギサ達にお礼の言葉をかけながら、ヘミョンは光化門の前に立った。


ドーン! ドーン! ドーン!

再び、オムゴ(太鼓)の音が鳴り響く。

シンの合図と共に、門が左右に開かれた。



目の前を覆い尽くす白いものに、ヘミョンは何が起こっているのか
見当もつかず、後ずさりする。

「ご結婚、おめでとうございます!」

「公主様、どうかお幸せに♥」

「今までお疲れさまでした。」

口ぐちに叫ぶ声の主達を目を凝らして探す。
フラワーシャワーの隙間からはよく知る顔が見えた。

そこには、歩道に溢れんばかりの宗家の若者達。
真ん中に陣取るソン・ウンスが笑っている。

「私達があなたを見捨てるとでも?
公主様は大事な大事な宮のお姫様ですよ♪」

「ウンスオンニ~!!」

ヘミョンは思わずウンスに抱き付いた。
その横では、カン・スニョクが優しい笑顔で微笑んでいる。

「公主様が泣かないの~。
性格キツイくせに、泣き虫なんだから。」

「ウンスオンニだって、泣いてるくせに。」

「これは目にゴミが入ったからよ。
おめでたい門出だから泣かないわ。」

2人はもう一度しっかり抱き合った。

「これはね、あなたの弟達からのサプライズ。
忙しい2人が直々に皆へ電話してきたの。」

「えっ?」

ヘミョンのふり向いた先には、
チェギョンと共にフラワーシャワーで盛り上がる シンとユルの姿が。

「もう安心して、お嫁に行けるわね。」

ウンスの言葉に、ヘミョンは涙を拭いながらうなづいた。



ピッ、ピッ、ピッーーー!!

交通整理の警官がそこら中で警笛を吹いている。

騒ぎを知った国民達が光化門へと流れ込んできている。
イギサ達はヘミョンを守りながら、
サンヒョンの待つ車へと移動しようとするがままならない。
ウンス達も必死で阻止しようとするが、群衆の力は相当なものだ。

危険を察知し、光化門はすぐに閉ざされた。

「お姉様・・・」

「ヌナ・・・」

ヘミョンを歩道に残し閉められた門の前で、シン達は真っ青になる。



「チェギョン、これを持って光化門に登りなさい。」

ミンから渡されたものは、フラワーシャワーの籠。
チェギョンは事の次第が飲み込めない。

「チェギョン、門の上から花を振りまいて
みんなをこちらに引き付けるんだ。」

シンが叫ぶ。

「ラ、ラジャー!!」

韓服の裾をまくりあげて、チェギョンは細い急な階段を登る。
突然上がってきた皇后様に、監視役のイギサはびっくりした。


チェギョンはすぅ~と息を吸い、思いっきり大声で叫んだ。

「お姉さまーーー!
おめでとうございまーす!
そして、皆さま。
盛大に祝福していただき、感謝申し上げまーす!」

騒がしい歩道に、その声はなかなか届かない。

「皆さまーーー!
ありがとうございまーす!!」

チェギョンは声を枯らして叫び続ける。


「あ、あそこにいらっしゃるのは皇后様では?」

「本当だ、チェギョン妃だわ!!」

声に反応して、群衆がこちらの方に集まってきた。
チェギョンは必死に手を振り、愛嬌をふりまく。

皆の視線がずれた隙に、ヘミョンはイギサ達や宗家の人達に守られて、
無事サンヒョンの車に乗り込んだ。
渋滞している道路でヘミョンを乗せた車はなかなか発車できない。

チェギョンはその様子を見ながら、尚も皆の視線を引き付ける。

「皆さーん、本当にありがとう!!
はーい、そちらの方々もありがとうございます!!」

ようやく動き始めた車を目の端に捉えた途端、
チェギョンは光化門の上で座り込んでしまった。





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[2016/06/16 07:57] | # [ 編集 ]

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[2016/06/16 08:09] | # [ 編集 ]

Re: あんにょん♪
per~さん、おはようございます。
今朝もありがとう~♪

ドタバタをどう書いたら美しく描写できるか・・・
今回の課題でした。
交代式の様子を思い出し、頑張ってみましたが
私自身、写真を撮るのに夢中できちんと見ていない事に気が付きました。
次回行く時は、心のシャッターを押す事に専念したいと思います。(笑)

per~さんは来週末ですか。
私はCさんと9月に行く予定です。
耳寄りな情報をお待ちしておりまーす!!


[2016/06/16 08:17] URL | Luna #- [ 編集 ]

Re: NoTitle
鍵コメのTさん、おはようございます。

朝から化粧直しをさせてごめんなさい。
お仕事、間に合いますでしょうか?

お忙しい時間に、愛のこもったコメントをありがとうございます♪
私もこれでヘミョンを送り出す決心がつきました。
ちょっと寂しいけれど・・・

運転、気をつけて下さいね。
いってらっしゃーい!!
[2016/06/16 08:22] URL | Luna #- [ 編集 ]

光景が~☆
Lunaさん~
こんにちは~☆

更新ありがとうございます(^-^)v

サブライズの全貌が現れましたね!

壮大な歴史を感じる音楽や装束がヘミョンさんが宮で生きてきた証となり、シン君の未来永劫の再会の約束が姉と弟の絆を見せつけてくれました!

チェギョンとおばあ様
シン君とユル君

二組のサブライズ案と共にたくさんの皆さんの協力の末、見事なお見送りとなりましたね~私も光景が浮かび感激の嵐でした(泣)
皆が本当に動いてました☆

そして、あまりの騒ぎに取り残されたヘミョンさんを救うために活躍するのもチェギョン…
ミンさんの瞬時の判断を理解するシン君
さすがクレバーな親子ですね☆

任務終了のチェギョンの胸に去来するものは…!

残った皆さんは嬉しさと寂しさでドッと疲れが出そうですが大丈夫かな!?

今日も雨の東海地方でしょうか…(--;)
北国も午後から雨模様らしいです!

来週も楽しみにお待ちしてます(^-^)v
[2016/06/16 12:20] URL | くこまりぶー #- [ 編集 ]

Re: 光景が~☆
くこまりぶーさん、こんにちは。

色々考えたのですが、やっとこの案に落ち着きました。
時には違う案も書いてみたいと思う場合もあるのですが
今回はやっぱりこれだった!と思えます。

みんなで送りたかったから、多少の危険は顧みず。
その結果、ちょっとまずい事になりましたけど
チェギョンを光化門に登られせる事ができてよかった。(笑)

これでヘミョンさんは本当に安心してお嫁に行けます。
私も何だか抜け殻みたいになりました。
あ、でもまだ「ヘミョン祭」は続きますので
がんばらないとー。

今日もありがとうございました。
名古屋は朝から雨です。
雨が好きなジフン君にあやかりたいけど、
やっぱり傘さしたりしてメンドーですねぇ。
[2016/06/16 13:24] URL | Luna #- [ 編集 ]

NoTitle
こんにちは Lunaさん

とても素敵な演出で、鮮やかな光景が目に浮かびます。

あ〜チェギョンが宮にお嫁に来てくれてよかったな〜
と改めて思いました。

ヘミョン祭り楽しみにしています♫
[2016/06/16 16:04] URL | derufi #- [ 編集 ]

Re: 光景が~☆
くこまりぶーさん、こんばんは。

今、仕事から帰って来て知ったのですが
地震は大丈夫でしたか?
相当な揺れだったのでは・・・

情報からですと、大きな被害はなさそうで
ご無事だったとは思いますが、今後もお気をつけ下さいね。
[2016/06/16 18:27] URL | Luna #- [ 編集 ]

Re: NoTitle
derufiさん、こんばんは。

そう言っていただけて、よかった~!
ありがとうございます♪

色々考えましたが、やはり宮らしくしようと思いました。
いや、フラワーシャワーもあるから韓洋折衷ですね。(笑)
楽しくしたかったのです。

まだまだ続く「ヘミョン祭」、よろしくお願いしまーす!
[2016/06/16 18:31] URL | Luna #- [ 編集 ]

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[2016/06/16 21:11] | # [ 編集 ]

Re: タイトルなし
くこまりぶーさん、よかったです。

ピンポイントの場所が大揺れしたみたいですね。
断層の真上は危ないという話ですが、
それがどこか 誰も教えてくれません。
恐怖心ばかり募りますよね。

不安でしょうが、ちゃんと睡眠をとって下さいね。
お気をつけて!
[2016/06/16 21:24] URL | Luna #- [ 編集 ]

めでたいのに涙が(T_T)
こんばんわぁ

家族に宮家に仕える人々・・・親戚筋の宗家の方々
そして・・・国民の皆様に祝福され宮の内から外に羽ばたいて行かれましたね。

拝読していて、一国民(一読者)として・・・気持ちは「母(爆)」として泣けてきちゃった。

女王として頑張ってくれた日々・・・あなたがいたからシン君達はゆっくりと大人(成長し)になり国民に愛される皇帝 皇后になったんだと思います。

感謝状を贈りたいです。
「ヘミョン姫様・・・お疲れ様 ありがとうございました。これからも家族を見守ってくださいね。」
[2016/06/17 00:02] URL | masaayafigft #- [ 編集 ]

Re: めでたいのに涙が(T_T)
masaayafigftさん、おはようございます。

ヘミョンオンニにとって、この感謝状は宮で生きた証。
彼女になり代わり、お礼を申し上げます。
ありがとうございます!!

シンとチェギョンを温かく厳しく見守りながら
女王として、精一杯の力を尽くしました。
全く悔いが残らないという事はないと思うけど
彼女の出来得る事はやり尽くしたと思います。

masaayafigftさん、私 ヘミョンロスに陥りそうだわ。
この状態を打破するために、ラブコメの原点に戻って
ちょいと失笑物を書こうかな~?!
[2016/06/17 08:00] URL | Luna #- [ 編集 ]

鍵コメのRさんへ。
Rさん、おはようございます。

確かに光化門に上ったお姫様はチェギョンが最初でしょうね。
ミン妃もシンくんも自分では登らない。(笑)

みんなの気持ちに包まれて、ヘミョンが幸せになる事を私も願っています。
来週は新婚ヘミョンの様子もちょっとお届けできそうですよ。

コメントをありがとうございました。
梅雨の季節、ご自愛下さいね。
私は毎年この季節が調子悪くて・・・三半規管が弱いのォ~!(泣)
[2016/06/17 08:06] URL | Luna #- [ 編集 ]

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[2016/06/17 18:42] | # [ 編集 ]

Re: お幸せに♪
鍵コメのSさん、こんばんは。

ドラマ「宮」の続きを、なるべく原作に沿って書きたいと思い
始めたお話達。
やっとここまで来たかなって感じです。
結構な道のりでした。(笑)

一区切り、一区切り。
どこかで力尽きるまで、彼らと旅していたいと思います。

コメントをありがとうございます。
そうですね、ここに居る間は夢の中。
覚醒して戦ってきては戻ってくる。(ちとオーバーですかしら?)
[2016/06/17 23:34] URL | Luna #- [ 編集 ]


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