宮2を夢見て~シンとチェギョンの物語~
韓国ドラマ「宮」に魅せられて未だ「宮2」をあきらめられず、あれこれ妄想しています。
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進め! 42
ヘッドライト越しに浮かぶそのシルエットで
自分を待ち伏せしていた人物が即座に分かった。

   まったく・・・イヤになってしまう。

自分の中にある功名心や見栄やプライドが
目標へ向かって一直線に進ませてきたのだと思っていた。
いや、彼はただ単に自身の出世の道具だと思おうとしてきた。
そして、それを見事に打ち砕いてくれた男。

憎いと感じた。
お妃候補ナンバーワンと目された自分を覚えてもいない男。
自分よりも素晴らしい女性を伴侶にして、せめて納得させて欲しかった。

それが、よりにもよって あのじゃじゃ馬とは・・・
お団子頭のへんてこな女。
許嫁と無理矢理結婚させられた様子がありありだった時は
まだ我慢ができた。
夫に愛されない不幸な妃宮を見る度に、心の中で笑った。

だが、皇太子は次第にこのへんてこな女に惹かれていく。
いつも見ていたからわかるのだ。
恋愛ベタな男がもがき苦しむ様に、怒りさえ覚えた。

許せない。
皇太子も妃宮も、許さない。

その感情の意味を深く考える余裕も無いままに
我を忘れて過激な行動に走ってしまった。

「シンくん、謝って。」

今でも妃宮だったチェギョンの言葉が蘇る。

完敗だった。
悔しくなかったのはなぜなのだろう?
それは今でもわからない。
わかりたくもないけど。
混乱する自分を落ち着かせるために
違う星からやってきた宇宙人に征服されたと思う事にした。




「こんなところで待ち伏せなんて
天下の皇帝様がなさる事ではございませんわ。」

ジミンは敢えて明るく言った。

「一体、何をしようとしている?」

テレビの中の声とは違って、低く冷たい声が突き刺さる。

「会社に戻るところです。
こちらこそお聞きしたいです。
ここで、何をなさっておいでですか?」

「何を企んでいるのだ!」

今度は怒りを含んだ声に、ジミンは少し後ずさりした。

「ああ、ユニさんの件ですのね?
それは、私と皇后様のプロジェクト。
心配ご無用です。
こう見えても、私 なかなかやり手ですのよ。」

「チェギョンが何を頼んだか知らないが
この件からはすぐに手を引け。
ユニさんの事はこちらで対処する。」

「あらっ、それは皇室の政治的関与になりますわ。
だから代わりに私が動いていますのに。
おわかりでしょう?」

   やっぱりイケ好かない女だ。

シンはいまいましくそっぽを向いた。

「いいか、この件からは一切手を引け。
さもないと」

「さもないと?」

シンは本当にイライラしてきた。

「もう一度収監されたいのか?」

ジミンはほぅ~とため息をついた。

「相変わらずですのね。」

「何がだ!」

「皇帝様なのだから上から目線は仕方がないにしても
奥様を籠の鳥にしておきたいのは、いかがなものか?と。
あのお方はすごい人なのですよ。
ああ、一番ご存じですわね。
ダイアナ妃の再来と騒がれているのは、
ビジュアル面でちょっと承服しかねますけど。」

「何が言いたいんだ!」

「できれば、あの方を政治家にして差し上げたい。
不可能とは知りつつ、私は常々そう思っています。
弱きものに寄りそう気持ち、温かい母の思いを持ち
我が身を挺しても守ろうとする。
最近は富裕層と貧困層の激しい格差を
心から心配しておいでです。
厳寒期の炊き出しのボランティアなど、
皇室が出来得る範囲での活動を真剣に考えてらして・・・
あの方は、お飾りの皇后様にしておくには勿体ない。
ダイアナ妃の美しさには遠く及ばないにしても
近い将来、それに匹敵する存在感を皆に与えると思っています。
その芽を摘まないでいただきたいと申し上げているのです。」

「それとお前が何の関係があるのだ?
チェギョンの前をうろつくな、連絡もするな。
わかったな!」

「あなた様は全く変わっていない。
あの時と同じです。
私がどうしてあんな事をしでかしたのか・・・
一番理解して下さったのは、皇后様でした。
やはり、あなた様はいつまで経っても 我儘で無知な皇子様ですね。」

「何だって!!」

    そう、この目だ。

シンのこの目を、暗い独房でずっと思い出していた。
悲しかった。
覚えていてくれなかったのも悲しかったが
あんな目で見られた事が、ただただ悲しかった。

見栄やプライドに隠れていた恋心が一気に溢れだした瞬間。

    私、好きだったんだ。
    しかもかなり本気で・・・

多くの妃候補達とは違うと思っていた。
自分は理想の皇室を作るため、妃になるのだと信じていた。
恋心なんて・・・カッコ悪いとさえ。

    あははは・・・

暗い独房で笑いながら泣いた。
それが、今の活力になっている。
なら、こうしてまた冷たい氷の目に見つめられるも悪くない。

持ち前の負けん気がムクムクと湧いてきた。

「私はやめません。
必ず元の小児外科医に戻してあげるとユニさんと約束したから。
皇后様の事は、お二人でよーく話し合って下さい。
私には全く関係のない事ですから。
それとこれとは別問題ですと、強く申し上げておきます。」

ジミンはそう言うと、シンの横を通り抜け
カツンカツンとヒールを鳴らして去って行った。




         皆さまへ。

      おはようございます♪
      大変ご無沙汰しております。

      広告が出ないうちに更新するぞ~!と思っていたのに
      惜しい! ちょっと遅かった!! 
      それが功を奏して、俄然ヤル気が出ました。
      頭の中にあったお話を一気に書き上げましたので
      誤字脱字があったらおせーてね。

      超ノロノロ更新にも関わらず、こうして来て下さって
      今日もありがとうございます!!
      心より御礼を申し上げます♪


                     Luna





ご無沙汰しております・・・
皆さま、こんばんは。

ご無沙汰しているうちに、すっかり季節も変わりました。
元気にお過ごしでしょうか?

私は、まだ「ばーや」とばーば」から解放されず
仕事との両立の難しさを痛感しています。
娘さんをお持ちの方、産後の里帰りを甘くみてはいけませんぞよ。
炊事・洗濯・掃除・子守り・・・
寝不足な娘を見かねて、やり過ぎているのかもしれませんけど。
一日に三回労働している洗濯機もかわいそう・・・

そんなこんなで、あれから一行も書けておりません。
なのにノコノコ出てきたのは、もうすぐ広告が出ちゃう~!
じゃあ、近況報告しかない・・・ミアネ~。

来月になったら、娘一家は帰宅なさるとのこと。
孫がいなくなる淋しさと、悲鳴を上げている老体と。
複雑な気持ちで、今日も5kgを抱っこする「ばーば」でございます。

一息ついたら、チェギョンに会いにいくつもりです。
おお、ジミンもほったらかしでしたね。

急に寒くなりましたので、皆さまご自愛下さいませ。
こんな記事で申し訳ございませんでした。

では、またね。
あんにょーん♪


           Luna




進め! 41
執務室にお馴染みの顔が3つ。
何やら真剣に頭を突き合わせている。

深呼吸するシン、怪しげなおまじないを唱えるチェギョン。
その2人をしっかりと観察中のユル。

「さあ、用意はいいか?」

シンが2人を促す。

「ちょっと、待った!
ねえ、負けたら行くんだよね?」

ユルが確認をする。

「当たり前じゃない。
何で勝った人が行くのよ?
ユル君が行きたいなら、わざわざこんなことをしなくても済むわ。
どうぞ、どうぞ。」

「いや、そういう訳では・・・
チェギョンこそ、最近顔を出していないから どうぞ。」

「私は子育てが忙しくて、そこまで手が回らないの。
んとに、明日に限って予定が空いてたなんて・・・
しかも3人ともってね。」

「つべこべ言わずに、さあ始めるぞ。
2人とも往生際が悪い!」

シンは冷たくいい放つ。


3人はぐるりと輪になって、真顔になった。

「ジャンケン、ポン!!」

グー・チョキ・パー、見事におあいこ。

「あいこでしょ!!」

チョキとグーが二つ。

「ヤッターーー!!
だから、最初からシンくんが行けばよかったのにィ~。」

「だよね、王族会重鎮ご夫妻の50回目の結婚記念日祝いには
やっぱりシンが自ら行くべきなんだよ。」

「お前らな、よく聞け。
明日は3ヶ月ぶりの完全休日だったんだぞ。
それが、この一瞬でおじゃんだ。」

シンの情けない顔は敢えて見ないようにして、
でも、2人は面倒な事が避けられて、うれしさを隠しきれない。

あ~あ・・・

シンは大げさにため息をつくが、誰も代わってくれないのは百も承知だ。


その時、チェギョンのポケットから着信音が流れてきた。

「ちょっと、失礼。」

チェギョンは相手を確認すると、バタバタと出ていった。




「でしょ?
そんな感じがしたのよ。
彼女は、身体全体で何かを発信してた。
私のアンテナがしっかりキャッチしたってことね。」

チェギョンの得意げな声がドアの向こうから聞こえてくる。


ポケットに手を突っ込んで、慌しく出て行ったけど
そんな大声で話すのなら、あまり意味はない。
お相手はおそらく、チェギョンが今心からの信頼を寄せている女性記者だろう。


執務室の中で、シンとユルは聞き耳を立てる。


「なるほどね。
まずは、どこかの医大でちゃんと単位を取らないとダメって事?
本当に一からやり直しなのね。
彼女は韓国政府が認めているくらい優秀な医師なのに。
法律がある以上、仕方がないわ。
うーん、直接宮は関われないし 
特別な奨学金で通える大学を探さないといけない。
ねえ、医大に知り合いはいないの?」

チェギョンはまるで友達のように話している。

「いつも偉そうなことばかり言ってるくせに
医者の友達くらい作っておきなさいよ。
私? 私はご存じの通りおバカちゃんだから
そんな賢い友達はいないわ。」

あははは・・・
チェギョンの楽しそうな声が聞こえてくる。



「ねえ、女性記者とチェギョンはずいぶん親しいみたいだね。」

ユルは感じた通りを口にした。

「ああ。
まるで、古くからの友達みたいに話しているな。」

「僕達が知らない友達なんだろうか?」

「いや、あいつは何でも開けっ広げだから
そんな友達がいたら、僕は知っているはずだ。」

シンはきっぱり言い切った。


「それはそうと、ユニさんだっけ?
彼女は相当優秀な医師のようだね。
韓国政府も存在を持て余しているのではなく
時期を待っているような感じを受けるけど。」

ユルの言葉にシンもうなずく。

「南北の現状勢から、表だって動く事を躊躇しているのだろう。
だが、逆にチャンスだと思わないか?
南も北も、今はユニさんに関わっている場合じゃない。
北の工作員だって、もう彼女の周りをうろついているとは思えないし。
こんな時期だからこそ、ひっそりと静かに勉強ができ
数年経てば、どこかの医局で働く事も可能だ。
そう、思わないか?」

「そうだね。
むしろ、今!なのかも。」

「だけど、宮は関われない。
しかも、滅多な人には頼めない。
そこでだ、色々な人を思い描いてみたのだけど
実は・・・僕達はすごい適任者を知っている。」

シンはユルの顔を覘くように言った。

「ヘミョンヌナ!!」

「ああ、現役の医大生で今はもう一般人だ。
女性の自立には関心が高く、すぐに飛びつくに決まっている。」

「なるほど、適任だよね。」

すると、ユルはイタズラっぽい目をして ドアを開けた。

「チェギョーン。」

電話中のチェギョンは、ビクッとしてふり向く。

「な、なーに?
今、電話中なんだけど。」

「電話の向こうの記者さんにも聞いてもらいたいんだ。」

ユルは少し大きな声を出した。
チェギョンの顔がこわばる。

「シンとも話したんだけど、ヘミョンヌナに頼んだらどうかなって。
一般人の医大生で、女性の自立に関心が高い。
どう? 適任でしょ?」

「なーるほど・・・いいかも。」

チェギョンはうなずく。

「聞いてた?
本当に、またとない適任者かもしれない。」

電話に向き直ると、チェギョンは明るい声で言った。


「チェギョーン!
記者さんとヌナが直接会って話してもらったらいいじゃないのか?
その方が話が早い。」

執務室の中から、シンの声がした。

「ア、アンデ!
それは絶対にできないわ。」

チェギョンの狼狽ぶりは尋常ではない。
近くにいるユルが首をかしげる。

「私達が、最後までちゃんとやるの。
2人でやれる。
ね、そうでしょ?」

電話の向こうの声は聞こえないが、彼女は即座に肯定したようだ。


「ま、とにかく。
そういう事だから、私に任せてちょうだいね。」

電話を耳にあてたまま、アタフタと歩き去るチェギョン。


「何か、におうね。」

執務室を覗きこんで、ユルが言う。

「ああ。
女性記者を調べてみる必要があるな。」

シンは腕を組んで、眉をひそめた。






      皆様へ。

    ご無沙汰しております。
    元気にお過ごしでしょうか?

    いつの間にか、空が高くなり
    蝉の声から、虫の音へ。
    季節は急速に秋へと走り出しました。

    9/9 娘が無事出産!
    3日間の陣痛の末、自然分娩で男の子が産まれました。
    クタクタに疲れ果てているはずなのに
    娘は我が子を愛おしそうに見つめ、すっかりお母さん。
    そちらに感動して泣いてしまった親バカな私でございます。

    しかし、そんな大事なベビーちゃんは 母親と共に退院できず
    ICUに検査入院してしまいました。
    お乳を戻して泣き続けた夜があっての処置です。
    戻すといっても、ほんの少しをペッという感じで
    昭和の母は、赤ちゃんはまだ母乳飲むのは初心者なんだから
    当たり前って思ったのですのが。
    うちの兄ちゃんの方が激しくゲボゲボ吐いてたわよ・・・

    脳波・心臓・血液検査を経て、最終的には腸の検査。
    で、異常無し。
    母親から遅れること一週間、無事退院してきました。
    めでたし、めでたし。

    いや、これからが本番!
    実家の母としては、婿殿の食事のお世話もするので
    ばーばではなく、ばーやになっております。

    そんなわけで、またノロノロしてしまうと思いますが
    ウリシンチェの事、忘れないでね~♪

    皆さまにまたお会いできる日を楽しみに頑張ります!

    お元気で、あんにょーん♥


                      Luna





進め! 40
夏の夕暮れは、騒々しい。

帰宅途中の親子連れや、仕事帰りの人達でにぎわう道端で
ユニを待ち伏せするジミンは確かに怪しくて。
途中に公園があり、その繁みに隠れて待ったこともあるが
あちこちをやぶ蚊に刺されて断念した。

刑事じゃないのだから、張り込みが上手くできるはずもない。
仕方がないから、ジミンは薬局で購入した防虫スプレーを噴射し
子供達がいなくなった公園の繁みで待機した。

   今日こそは、何としてでも。

皇后様からのプレッシャーは相当なものだ。


待つ事30分。
いつもより少し遅れて、ユニと同僚が向こうから歩いてくる。

   ああ、また2人だわ。
   どうしようか・・・
   正攻法でいくしかないかな。
   でも・・・

やはり躊躇ってしまう。
拒否られたら、そこで終わり。
これ以上の有効な策は思い浮かばない。

と、その時。
トン、トンと肩を叩かれた。

驚いて振り向くと、後ろから伸びた人指し指がジミンのほっぺにツン。

「えっ!」

そこに居たのは、よーく知っている顔。
真ん丸な瞳がじっと見つめている。

「何やってるのよ。
さっさと行きなさいよ~。」

ジミンをドンと押す。

「あなた様こそ、こんなところで何を」

「それはいいから、ほらっ、早く行く!
私があのお姉さんを引き付けておくわ。」

言うが早いか、チェギョンは繁みを飛び出して行った。



「あらー、今お帰りですか~?
お疲れ様です。」

突然話しかけられた施設職員2人は、警戒して後ずさりした。
目を凝らすと、韓国中の誰もが知る可愛い瞳が笑っている。

「こ、皇后様!」

施設職員が叫ぶ。

「しっ! 今日はお忍びなのよ。
知っている方を見かけたものだから、つい。
せっかくだから、ちょっとそこでお話しましょう。
ここしばらく施設に行けなくて、気になっている事があるの。
子供達に約束したことなんだけどね~。
お時間はいい?」

「はい、大丈夫です。
あ、ユニさん、 先に帰っていて。」

「ええ、わかりました。」


チェギョンはちらっとふり向いて、ジミンに目配せする。

ジミンは慌てて、繁みを飛び出した。





ジミンが公園に戻った時、もう日はとっぷりと暮れて
チェギョンの姿は跡形もなかった。

ジミンは誰もいなくなった公園のベンチに腰を下ろす。
そして、先程の会話をゆっくりと思い出してみた。


ユニの賢そうな瞳と、強い意思を感じられる口調。
一つ一つの言葉を慎重に選んで話していたが
彼女の言葉は力強かった。

最後に彼女はジミンをまっすぐ見て、はっきり言ったのだ。

「私はコ・ユンソンさんのようになりたい。
ですから、どうぞあなたのお力を貸して下さい。」

ジミンはその言葉を聞いて、覚悟を決めた。
とことん彼女に付き合おう!
どんなに困難な道であろうと共に進もうと。


コ・ユンソン氏。
韓国で初めて誕生した脱北者出身の外科専門医だ。

北朝鮮で医師だった脱北者のうち韓国の医師免許を取得した人は10人ほどいる。
が、外科専門医になった人はコさんが初となる。

コさんは北朝鮮の平城医科大を卒業後に医師となり、
5年間周辺地域で結核患者を診療した。

北朝鮮脱出後、2007年に中国・大連から韓国入りしたコさんは
韓国の医師免許を取得するため2年間、勉強漬けの日々を送った。
2010年に念願の医師免許を取得。
同病院で4年にわたる研修医生活を経て、晴れて専門医試験にも合格した。

コさんは医師国家試験を準備しながら
韓国と北朝鮮の医療システムに大きな格差があることを実感する。

最も大きな問題はラテン語の医学用語を使う北朝鮮と異なり、
韓国は英語の用語を使うため実務的なコミュニケーションが難しい。
幸いコさんは指導教授や同僚の助けもあってそれを克服することができた。

韓国の若い医師が避ける外科専門医の道を歩もうとする理由も明確だった。
医療環境が劣悪な北朝鮮では医師の専攻を内科と外科の二つだけに分かれる。
外科医の数が絶対的に不足しており、
1人の外科医が外科分野全般の診療を行わなければならない。
そのため、コさんは韓国に来てからも外科医になる夢を持ち続けてきた。

コさんは外科を中心に、医療従事者だった脱北者を
再教育したいという目標を持っている。
脱北者の中には、北朝鮮で医師だった人達もいるが
そのほとんどが医師として活躍できていない現状だ。

北朝鮮でいくら優秀な医師であっても、
韓国の医師免許を取得しなければ医療行為はできない。
それは、医学生からやり直すという事を意味する。
多くの時間を費やし、相当な努力を要すると同時に
日々の生活が並行して進んでいく。
人は空気を吸うだけでは生きていけないのだ。


多くの問題を孕んだ案件だと、ジミンは今更ながらに思う。
だけど、何だか力が湧いてくるのを感じるのだ。
ユニの強いまなざしが、ジミンの体温を上げる。


「何だか・・・向かい風へと歩いていく人ばかり。
皇后様、ユニさん、それに私か。
何よ、もう。
面倒くさい人ばかりじゃないのよっ!」

ジミンは可笑しくなって、誰もいない公園で思わず叫んだ。





 
        皆さまへ。

      残暑、お見舞い申し上げます。
      
      天候不順な今年の夏、いかがお過ごしでしょうか?
      大雨の被害、大丈夫でしたか?

      ずいぶんとお休みしております。
      しました・・・じゃないのは、まだ途中だからなの。
      家庭都合でなかなか時間が取れなくて
      今日は久々に遅くまで頑張ってみました。

      お休み中のご訪問や拍手をありがとうございます。
      皆さまが過去のお話を読んで下さっているのが
      よーくわかっております。
      本当にありがとーーー♪

      しばらくは書ける時に書くというパターンですが
      超ノロノロになると思います。
      過去のお話は増える訳ではないので
      申し訳ないかぎりでございますが・・・

      今回のお話に出てきたコ・ユンソン氏は実在の人物です。
      彼の事を扱った記事をかなり参考にさせていただき
      無断で転記もしております。
      関係者の方々、申し訳ございません。
      不都合な点がありましたら、削除させていただきますが
      題材として真摯に向き合っておりますので
      お見逃しいただけたら幸いです。
      なんて書いてみましたが、
      関係者の方は絶対にこのブログ見ていないと思います。(笑)

      久しぶりに書いて、やっぱ楽しかったわ。
      皆さん、またお会いしましょうね。

      お元気で!
      あんにょーーーん♥


                    Luna






暑中お見舞い申し上げます♪
皆さま、こんにちは。
本日もご訪問をありがとうございます♪

大変ご無沙汰しております。
元気にお過ごしでしょうか?

道路を隔てた向かいの小学校からセミの大合唱が聞こえてきます。
もうそんな季節なのだと、改めて感じた今朝。
名古屋はあいにくの曇り空ではありますが。

構想は頭の中で沸々とわいているのに、文字に出来ないもどかしさを
只今、嫌と言うほど味わっております。
年寄り3人の夏風邪、妊娠8ヵ月の娘の救急搬送。
滞っていたリフォーム再開と、繁忙期に突入中の仕事。
ここに来て、自分が3人くらい居て欲しい日々を送っています。

どうしようかという選択肢もない今、ここはお休みするしかないと
きっぱり決断しました。
ちゃんとしたものをお届けしたいなんていう、大義名分どころではなく
正直、毎日の時間が足りません。

お盆の帰省から戻ってきて、体調を整えた頃
チェギョンを迎えに行けたらいいな~と思っております。

新しいお話がないのに、日々訪問して下さる皆さま。
過去の記事に一つ一つ拍手をして下さる皆さま。
お気持ちは有り難くいただいております。

今度は残暑お見舞いになると思いますが、
必ず元気に戻って来ますので またお会いしましょうね。

今年の夏風邪はとても厄介です。
感染力が強くて 発熱、鼻水、咳がなかなか止まらない。
どうかお気をつけ下さいね。

こんなご挨拶でごめんなさい。
今度会える時まで、ごきげんよう!!

あんにょーーーん♥


        Luna